どんだけ素晴らしいねん!! F様・・・♪

あぁ・・・。 未だにあの艇の波を受けて走るシルキーなフィーリングが忘れられない・・・(〃▽〃)

先週末、息子と白山登山を予定していたのだが、土曜日の天気予報は雨。そして日曜日もどんより曇りマークだった。息子にしては初めての白山登山。どうせなら、空一面から降って来そうな満天の星空や、薄く帯引く天の川を見せてやりたい。遠く北アルプスの山塊を割って登る朝日や雲海、山頂の360°の大パノラマを見せてやりたい!!

ってことで、グッドコンディションを狙う事にして急遽延期とした。

ならば・・・、以前よりウチのブログを見てくれていて、フェザーの泥沼に引きずり込もうと手ぐすね引いて自艇の試乗を勧めてくれている隣町に住む”ほっさん”からのウソの様なホントの様な、夢の様なありがたいご提案に甘え、日曜日の朝に片野海岸で待ち合わせる事に。

当日の朝、駐車場に着くとすでにほっさんが到着していた。初顔合わせということで握手を交わす。 事前のメールのやりとりで、身長が180センチと聞いていたので、すげぇ~怖い人だったらどうしよう・・・と心配だったのだが、会ってみれば『心優しく力持ちな山田太郎系』の方だったのでホッとした(´▽`*)

さて、当然カヤックを愛する海人(うみんちゅ)であり、しかも初めてのフェザーオーナーとの接近遭遇ということで、もう聞きたい事は山ほどある訳だが、彼がワンボックスに積んであるFCを下ろして並べてくれたのを見て言葉を失った・・・。

『なんて綺麗な艇なんだろう・・・。』

その2艇は、リアルカヤックの異名を持つ高速艇「カサラノ」と、最新技術が投入されて開発されたエクスペディション艇「ヘロン」である。
フェザーオーナーが見ても憧れの艇だというのに、初めて見るフェザーがこの2艇というのは・・・幸せなのか、不幸なのか・・・(;´д`)ゞ
更に、鮮やかなイエローの船布を持つ最新艇のヘロンに乗せていただけるということで・・・ほっさん、

「どんだけええ人やねん!!  つД`)・゚・。・゚゚・*:.。 」

興奮で今にも鼻血が吹き出しそうになるのをこらえ、息子が乗りこむ我が家のシークルーザーを準備し、カサラノ・ヘロンのFC両艇を海辺に運ぶ。
いやぁ~、いいのかなぁ・・・ヘロン借りちゃって。 奥ゆかしいNAOZOは気を使いながらもデッキバックを取り付け、予備パドルをスターンにくくりつけ、美しいラダーに頬ずりして、眩しいイエローの船布に油性マジックでNAOZOと書きこむ・・・(最後のほうは想像の中だけです。)

恐る恐る乗艇し、片野の海へ漕ぎだした。

カヤック歴数ヵ月。まだ右も左も分からないカヤック幼児同然のNAOZO。しかし、乗り出してすぐに実感したのは両サイドを包むエアスポンソン(空気袋)の存在からくる安定性と波を吸収するフォールディングならではの柔軟性。 
普段リジット艇にばかり乗っている僕にとっては、その異質な乗り味が新鮮であり、何よりも増して、『今、俺は世界有数のカヤックに乗っているんだ・・・!』的な満足感に、そりゃ~もう高揚せずにはいられない!!

乗り始めて5分、既に長年慣れ親しんだ相棒の如き錯覚におちいる程に僕の身体にフィットしたヘロンは、もう貴方の元を離れない!! とダダをこねだしたので、油性マジックでNAOZOの物・・・と書き記す。(あ、もちろん妄想ですが。)

カサラノを駆るほっさん、青き貴婦人シークルーザーを漕ぐ息子。そしてヘロンの上で幸せに身悶えするNAOZOは岬を超えて無人の浜へと上陸し、遅れてきたきのっぴ夫婦のタンデム艇ナノックと合流し、目指すは加佐ノ岬の洞窟へ!!

・・・しかし、途中で息子が船酔いでダウン。幸いな事に、片野海岸から橋立海岸へと続く海岸線はいたるところに上陸ポイントがあり、ビギナーパドラーにとっては格好の練習スポットである。 

真っ白な砂浜に上陸し、船酔いしたクセに腹減った!!とのたまう息子の為に、昼には随分早い時間なのだが昼飯とする事に。 

やってみたかった!! カヤックで無人の砂浜に漕ぎつけ、誰にも気兼ねすることなくマッタリとランチを食す。 数年前、渡米の際にREIで入手して以来、そのジェット機を想わせる程の轟音から全く出番のなかったMSRドラゴンフライを取り出しポンピングし着火。

我々以外だれもいない白い砂浜に、ドラゴンフライのゴォ~~~というけたたましい燃焼音が吠える。 まさにNAOZOが夢描いていたカヤック旅の片鱗を垣間見た瞬間だった。 ま、今回は試乗がメインという事なので、カップラーメンで済ませたが、是非今度は新鮮な食材を持って【本格アウトドア料理 in 無人ビーチ】を実践したいもんだ。

腹ごなしもすんだ所で、さらに先の岬を目指す。

日が高くなるにつれ、頭上の雲は東の空に遠ざかり、真っ青な空と紺碧の海に挟まれてのパドリング。気分はもうアゲアゲである。

が、さすがに息子のパドルが止まりがちになる。 無理もない。 今までダム湖や湾内のビーチなどの静水しか経験がなく、この日は時間とともに風が吹き始め、海面のうねりも高くなってきた。

これ以上無理をさせて戻れなくなると洒落にならないので、同行のみんなにお願いして折り返す事に。ほっさんは安定感のないカサラノの為相当の緊張を強いられるらしく、渡りに船とばかりにかっ飛んで戻って行った。カサラノ恐るべき逃げ足スピード!!

 息子は折れそうな心と闘いながら、父ちゃんと並走してなんとか無事出艇場所に戻る事ができた。

なんだか少しずつ逞しくなっていく息子が少し誇らしげに感じた。

ビーチに戻り一息ついてから、折角なのでカサラノにも乗せてもらう事に。色々なブログやHPの事前情報では、とにかく初期安定性がゼロに近いほどの安定感のなさだという事なので、もう内心ビクビクしていたのだが、いざ乗ってみると驚いた。 

『案外乗れちゃうぞ・・・(|| ゚Д゚)』

マサやん、NAOZO、息子の順に試乗したが、息子曰く、ウチのシークルーザーよりも安定していると言う。 確かにグラッとはくるが、シークルーザーのように一気に沈するまで船が傾くといった事は無く、こんな事ならうねりの中を少し漕がせてもらえばよかったなぁ~っとちょっと後悔した。

オーナーのほっさんは悔しそう。 どうしても沈させたいらしく、ニヤニヤした顔をしながらエアスポンソン(空気袋)の空気を抜いて、この艇はこれでも乗れるように設計されているのでどうぞ、と挑発する。

迎え撃つマサやんとNAOZO。

マサやんは普段の超安定したタンデム艇(通称いかだ号)に乗りなれているせいか、さすがに絶叫しながらの試乗だったが、NAOZO的にはこれも問題無く漕げる範囲だった。(流石に波やうねりの中に漕ぎ出そうとは思わないが・・・っていうか、そんな事したら、軽く死ねる)

無事全員が沈する事なく試乗を終え、ほっさんにドヤ顔を向ける・・・なんて事はとても出来ない。命より大事な艇を貸してくれたばかりか、カサラノに至っては、試乗したところが海藻だらけで、美しいカサラノのデッキのいたるところに昆布やワカメがひっかかりまくって、そりゃ~もう悲惨な惨状になっていた。

それにもかかわらず、ニコニコと柔和な笑みをたたえながら付き合ってくれた、ほっさんの背中には、後光すら見えた様な気がした。

すべての道具を撤収後、カフェうみぼうずにてピリリと生姜のきいた冷たいジンジャーエールを飲み、クーラーが程良くきいた店内で日焼けで火照った身体を冷やす。
毎週の様に海に出撃していながら、あまり天気に恵まれなかったからなのか、真っ赤に日焼けした手足が・・・痛い(;´Д`)

今回、丸一日に渡り心ゆくまで漕がせてもらったヘロン。 本当に最高の艇だった。 有難うございました!!

しかし、何にも増して嬉しかったのは、同じ趣味を持つ新たな仲間と巡り合えたことだ。 息子も帰りの車の中でポツリとつぶやいた。

「ほっさんて、すごく優しい人だね、パパ」

こんなステキな海の男と巡り合えただけでも、最高の週末だったと思う。
これからは、近所に住むカヤック仲間として、末永くヨロシクね~♪

そうそう、最後に。 

海からあがり着換えの為に海パンを脱いで驚いた。NAOZOの大事な股間にはびっしりの海藻が・・・って、あれ?! この情報はいらなかったかな・・・? (;´д`)ゞ

忘れて下さい・・・<(_ _)>

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どんだけ素晴らしいねん!! F様・・・♪ への10件のコメント

  1. baronpapa より:

    仕事になってますかー?(笑)

    カサラノにヘロン!またなんとも贅沢な初遭遇ですね!
    私も行きたかったくらいです^^;
    というかこの2艇持ってる事が凄いなー。

    どうやらどっぷり浸っちゃったみたいでご愁傷さまです。
    前後に空気室があるリジッド艇とは違い両サイドだと安定感ありますよね。
    それにファルトはしなやかにウネリを越える
    FCが遠征等によく使われるのは、畳めるだけじゃなくそんな理由もあるようです。
    例えカサラノと言えどもツーリング艇。だそうです。

    カサラノはレギュラー?意外に安定感ありますよね?だから迷う
    私は今欲しくて仕方ないです^^;

    カフナ&ウィスパーもまた違った魅力があると思いますのでぜひ乗ってみてください。
    K1も合いそうな気がしますね(ぼそ)

    • NAOZO より:

      仕事に・・・なってません(;´Д`)
      まったく、最初に最上級を体験してしまった感があって嬉しいような、怖い様な・・・なんですが、ともかくFCは最高ですね!
      リジットのいい艇に乗った事が無く言うのもなんなんですが、あの波をいなすように越えていく感覚はもう・・・(〃▽〃)
      カサラノはSではなくレギュラーでした^^
      おっしゃる通り前後の空気室ではなく、小さながらも両サイドに空気のかたまりがある安定感はファルトならではですよね^^
      心の中は、ずいぶんウィスパーXPに傾きつつあるんですけど・・・最後に乗ってから決めたい!!
      しかし、肝心のGSが夏は週末がNGということで、さてどうしたものか・・・と。
      K1・・・(|| ゚Д゚)  これ以上悩ませないでぇ~!!!! 三 (lll´Д`)

  2. サカ より:

    「決めたい」って あぁ~た。

    決めるのね ^^

    オーソリティで貰ったフリーペーパーでの海峡横断ものなど読むと やはりF様ですね。
    値段聞くと ポチする指が攣りますが f^^;

    • NAOZO より:

      そそ、まず海峡横断のような、マジなエクスペディションは到底できないんでしょうけど、
      それが可能な艇を持っている・・・と思えるだけで、もう痺れますね!

      確かに・・・値段がぁ~!!

      アリエナイっす・・・(|| ゚Д゚)

  3. tome より:

    あとは、時間の問題のような・・・

    • NAOZO より:

      えっ?! ホントに? 時間の問題だけなら・・・早く時間が過ぎろぉ~!!!
      ま、99%お金の問題なので、時間が解決してくれることはほとんどないんですが^^;

  4. Okinawanlife より:

    始めましてNANZO様。
    フェザークラフトで検索していた所、こちらのサイトのたどり着いてサイトをおじゃまさせていただいてます。
    実は私の方もフェザークラフトの購入を検討しておりまして、今回知人の特別な計らいで、沖縄カヤックセンターからカフナをお借りすることが出来ました。

    全くカヤックのことを知らない私ですが、そんな私でも虜にしてしまうフェザークラフト、最高です!私の方もカフナの方をレポートさせて頂きますのでよろしくお願いします。
    ご購入されたら、沖縄の方で素晴らしい土地をご一緒に漕ぎましょう。浮原島という素敵な無人島もありますよ〜
    私も来年辺りにはフェザー購入の為に、清水から爆弾を巻いた状態で飛び降りる覚悟です。
    追伸:リンク張らせていただいてもよろしいでしょうか?

    • NAOZO より:

      ご訪問有難うございます♪
      僕も今年からカヤックを始めたばかりの超弩級のビギナーですので何の参考にもならないかも知れませんが、ヨロシクおねがいします( ´ ▽ ` )ノ
      カフナもいいですね〜! っていうか、FC艇は全てよい! 何よりカッコイイっす。
      憧れて十数年、いよいよ明日、F様を我が家に迎える事になりました\(//∇//)\
      今夜は眠れそうにありません。
      来週にでも納艇のレポを上げますので、是非勢いでオーダーする一助として下さいね( ̄▽ ̄)
      いつか沖縄に漕ぎ出す時は、どうぞヨロシクお願いします(^^)
      こちらもリンクさせて頂きますね。

      • Okinawanlife より:

        !!!!おめでとうございます!
        激しくレポ期待しますね!
        やばい!焦ってきます(爆)

        • NAOZO より:

          あっざ〜っす!!

          これからじゃんじゃん漕いで、ガンガン煽っちゃいますよ〜♪

          今からオーダーしたら、10月のフェザークラフトミーティング in 沖縄に間に合っちゃいますね・・・♪(´ε` )
          っと、早速煽ってみる^^v

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