いつの日か・・なぁ、息子よ。



僕がオートバイに乗り始めてまだそんなに時間が経ってない頃。

シフトアップしようする僕の意志に反して、左足でペダルを踏み下ろしてしまい、心の準備が出来ていないままの急激なエンジンブレーキに、目玉だけがシールドを突き破るような恐怖に怯えたり、右折待ちでニュートラルに入ってるギヤに気付かずに、虚しく響く爆音とともに倒れていくオートバイを有り得ないほどにプルプルと震える右足ひとつで支えたりしていたあの夏。

僕は旅に目覚めた。

そして月日は流れ、オートバイを3台乗り継いだ僕は、Uターンで倒れ込む納車間もない愛車をアスファルトに叩つけたり、ひたすら続く分岐のない道を、ウインカーを無意味に点滅させながら走り続けたりと、著しい成長を遂げた。

今、僕は心から旅を楽しんでいる。

そしていつの日か、まだ幼い息子と旅に出る事があったなら、今僕が感じている全てを、分かち合ってみたいものだと思う。


焚き火を囲み、バーボンのボトルを傾けながら・・・。



まぁ、僕は酒が飲めないんだけどね・・・(;´Д`)





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この記事は随分前に別のブログで書いた文章なんだけど、当時はまだ息子も小学校の低学年で、むっちり坊主だった。 




あれから10年近くの時を経て、親父の身長を抜かし、いよいよ来年には法律上はオートバイの免許取得が可能な年齢となる。 もちろん、地域や高校の規則などで、すぐにオートバイを連ねて旅に出るわけにはいかないだろうけど、いよいよ冒頭の記事よろしく、息子と男同士の旅に出られる時期も近づいてきたわけだ。




なるほど・・・、どうりで目尻の皺やシミが、えらく目立つハズだよ・・・。




ともあれ、これからの僕の旅ライフも、まだまだ楽しい事がありそうだ。




すっかり更新が滞ったこのブログだけど、無理のない範囲で少しずつ、更新していければいいなと思う今日このごろです・・・(*´ω`*)






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