OM-D E-M1 mark3 というカメラの話。
先日、ここ数年間、僕と旅を伴にしてきた愛用のカメラが壊れた。オリンパスのE-M5mark2というアウトドアフィールドに特化したような頼もしいカメラだった。
最近流行りの大型フルサイズセンサーではなく、マイクロフォーサーズという規格の小ぶりなセンサーサイズを持ち、暗所ではノイズがのるとから星空撮影にはあんまり向かないといわれているけど、ぶっちゃけ僕のようなド素人にとっては全く問題ない綺麗な絵を吐き出してくれていた。
何より、強力な手ブレ補正機能や、OM-Dシリーズが持つ最強の防塵防滴機能は、僕のようなアウトドアフィールドでカメラを酷使する者にとっては唯一無二の存在だった。更に、今までは享受することが出来なかった、信頼性が極めて高いとされる耐低温性能は、登山を始めた今、冬の雪山でも活躍するハズだった。
なのに・・・先日のキャンプであっけなくモニターがモゲた💦
登山を始める前はぶっちゃけ、レンズ交換式カメラなんて重たいし、嵩張るし、扱いも邪魔くさいし、なんならもういらないんじゃ・・・なんて思わなかったといえば嘘になるけど、毎回山に登るたびに現れる絶景の数々を目にするたびに、『この感動をどうにか残したい』っていう想いが強くわきあがって、体力もないというのに重いミラーレスを担ぎ上げることが多くなってきた最近だっただけに、愛機が壊れたのは悲しかった。
ってことで、仕事をそっちのけで、得意のネット検索能力をフル稼働させて調べに調べまくった結果、過去に揃えたレンズの資産もあり、圧倒的なフィールドでの信頼感があり、そのくせ小型軽量で必要にして十分な画質を誇るオリンパスのOM-Dシリーズ以外の選択肢は考えられなかった。
で、最終的に残った候補の中から、OM-DシリーズのフラッグシップであるE-M1mark3を、持っていたVISAの商品券やTポイントや下取りを駆使しつつ、清水の舞台から飛び降りる勢いで買っちゃった訳だ(笑)
説明書と、YOUTUBE動画と、先人が書き残したブログなどを渡り歩き、色々とカメラの設定を終える。
さてと・・・
「そのフラッグシップ機の実力とやらを見せてもらおうじゃないの!!」
っと勢い勇んで電源を投入し、モードダイヤルを初心者専用のオート撮影モード(📷マークのところ)にセットしようとした矢先、ある衝撃的な事実を知った。
『初心者御用達のオート撮影モードが・・・無い(泣)』
MとかAとかPとかSとかのマークが並ぶダイヤルに📷マークが無い・・・え?!これどうやって使うの?どうすんの?
ほぼオート撮影モードに頼っていた今までの僕にとって、『プロ機』や『ハイアマチュア機』と言われるこのカメラを選んだこと自体、おおいなる間違いだった事に驚愕して膝から崩れ落ちた。
昨夜、やたらと寝付きが悪かった上に、夜中目が覚めてからはあまり寝付けなかったのは、間違いなくこのカメラのせいだったと思う。
あ~・・・眠い。
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