山を駆けるのが気持ちいいって、言ってみたい。
山をより長く、より深く、より安全に旅ができる身体を手に入れたいと、ふんわりと始めたトレイルランニング。
そもそも走るという行為自体から全力で逃げる人生を送っていた僕は、山を歩き始めてわりと早い段階で遭遇したトレイルランナーという人種を見て、
『頭のイカれた変人(いい意味で)』
との認識を持っていたし、そんな僕が、まさか山を走る日がくるとは、よもや思いもしなかった。
っと、まるで軽快に山々を駆け回っているような誤解を生じかねない書き方をしているけど、実際のところはどうだ?
「ファビョビョ~、ヒュ~、ゲフォゲフォ!!」
っと、どこから出たのか分からないような奇っ怪なサウンドを喉から発しながら、真っ赤に顔をしかめまくって頑張ってる割に、まるでファッションモデルがランウェイを優雅に歩く程度のスピードでしか進まないおじさんと化してます。
違う…僕が山で見かけたトレイルランナーはこんなんじゃなかった。もっと颯爽と、軽快に、まるでトレイルを跳ねるように駆けていた。僕もできれば、優雅に、軽やかに、爽やかな汗を首筋に光らせながら、すれ違うハイカーに笑顔で「こんにちは!」を言いたい。
先日、そんな事を漠然と考えながら、日課の夜ランをしつつ聴いていたトレラン系ポッドキャストから流れ聞こえたフレーズに、僕の意識がピクンッっと反応した。
『VO2max(最大酸素摂取量)が、早く走る鍵ですね・・・。』
ん?なになに?VO2max?そのフレーズ、なんかカッコいい。
んで、調べてみたわけですよ、VO2max。
最近、なんでもGoogle先生が瞬時に教えてくれるので、いい時代になったなぁ~っと、まるで爺様のような感想を洩らしながら。
詳細は省きますが(…っていうか、書いてあることが難解で、ぶちゃけよく分からなかったので、気になる人はご自身でググってください)、とにかくVO2maxの数値を上げると、登山中にゼイゼイすることがなくなるって訳なんですよ。
あるサイトの情報では、一般的なランナーで50〜70程度。箱根駅伝に出場するレベルのランナーだと70以上、トップランナーだと80以上にもなるそうです。(単位はml/kg/min)
で、僕の場合はどうかというと、applewatchでの計測で【43.5】…(-_-)。
当たり前だけど、一般ランナー枠からも大きく下回ってるわけで、そりゃ登りの息切れ感が半端無いはずだ。つまり、現段階では、まるでお話になりませんってことです(泣)
ちなみに一般人の平均は年齢によっても違うんですが、50台男性の場合は32~39となるらしいので、なんとか一般人の平均はクリアしていてちょっと安堵。ただ、僕が登山を始めた時(2021年2月)のデータがiphoneに残っていて、その数値がまさかの【30.1】。平均を完全に下回ってました(笑)
どうりで、当時は10歩登ったら呼吸困難になりかけてたはずだ💦
ってことで、当面僕は、最近知ったばかりの『VO2max』というワードを連呼しつつ、颯爽と山々を駆け抜けるデキる男を目指してトレーニングに励もうと、今まさに決意をする準備段階を計画するためのプランニングを手掛け始めつつある可能性を模索しながら・・・。
ハイ、黙って走れってことで、いいよね?(汗)
ではまた♪
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